ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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619
円978-4-480-02850-1
0136
-22-1
1994/03/24
文庫判
208
頁長良川は、本流にダムを持たぬ本州唯一の大河である。この川のほとり岐阜県郡上八幡で70年もアマゴを釣り、暮しを立てていた男がいた。古田万吉―、通称万サ。彼の人生そのものである魚影濃き清流は、いま河口堰の建設によって大きな危機をむかえている。長良川に生きた一人の漁師の人生をたどりつつ、自然とは何か、何が生命にとって大切か、をあらためて問う。
序章 古田万吉、人呼んで万サ
第1章 川に育つ
第2章 職漁師となる
第3章 山本素石とサツキマス
第4章 永い夏
終章 「最後の川」に生きた男
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