謎の物語

紀田 順一郎

それからいったい、どうなったのか――結末は霧のなか、謎は謎のまま残り、読者は宙にたたずむ。知りたい、でもコワイ。そんな、もどかしくも不思議な短篇11篇。

謎の物語
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,174円(税込)
  • Cコード:8395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/03/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:B6判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-04151-6
  • JANコード:9784480041517
紀田 順一郎
紀田 順一郎

キダ ジュンイチロウ

1935年横浜市に生まれる。慶應大学経済学部卒。文芸評論家、作家。『乱歩彷徨』『幻想怪奇譚の世界』『東京の下層社会』など著書、『M・R・ジェイムズ怪談全集』など編訳書多数がある。『幻想と怪奇の時代』で2008年度日本推理作家協会賞受賞。

この本の内容

この本は、いろいろな「謎」を含んだ物語ばかりを十一編ほど集めたものです。それも、とびきりの謎ばかりです。

この本の目次

女か虎か(F.R.ストックトン)
謎のカード(C.モフェット)
穴のあいた記憶(B.ペロウン)
なにかが起こった(D.ブッツァーティ)
茶わんのなか(小泉八雲)
ヒギンボタム氏の災難(N.ホーソーン)
新月(木々高太郎)
青頭巾(上田秋成)
なぞ(W.デ・ラ・メア)
チョコレット(稲垣足穂)
おもちゃ(H.ジェイコブズ)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可