シリーズ・全集
AIにはない「思考力」の身につけ方
─ことばの学びはなぜ大切なのか?
今井むつみ
著
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座敷わらしが住む旧家に生まれた少女には、常に目に見えないものとの心の交流があった。「あるとしもなき」存在の妖精を30余年の歳月をかけて追いもとめ、指折りの研究者となった著者が、生まれ育った土地、自然、生活、環境、学問研究の背景、人との出会いの中に妖精学への萌芽をさぐる試み。妖精版「失われし時を求めて」。
第1章 生まれた土地と自然(神秘の日光、那須の伝説
育った城下町、百年の商家
座敷わらし、環境の変化
お神楽で学んだ神話、グリム童話 ほか)
第2章 実存のはかなさと遙かなるものへの憧れ(戦争体験、ヨーロッパへの憧れ
劇、架空の実世界
菊池寛と民映、ヘリックの糸
川上澄生の版画、浜田庄司の益子焼 ほか)
第3章 束の間の幸福、妖精の救済(短い幸福、その瓦解
息子をイギリスに学ばせて
学匠日夏耿之介先生
恩師島田謹二先生 ほか)
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