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定価

1,207

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05146-2

Cコード

0321

整理番号

1990/09/28

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

象徴天皇に歴史的アイデンティティはあるのだろうか?象徴天皇の物語を紡ぎだしてきた津田左右吉・和辻哲郎・石井良助・三島由紀夫という思想家たち、大嘗祭に天皇制の宗教的な核をみいだした柳田国男・折口信夫という民俗学者たちの論を検証しながら、その根源に厳しくせまる。

目次

神と人間のはざまに
象徴
全体意志
不親政
文化概念
村の祭り
天皇霊
象徴の涯てに

著作者プロフィール

赤坂憲雄

( あかさか・のりお )

赤坂 憲雄(あかさか・のりお):1953年生まれ。学習院大学教授。福島県立博物館館長。東北学を提唱し、九九年『東北学』を創刊。『柳田国男を読む』『排除の現象学』『異人論序説』『遠野物語へようこそ』『結社と王権』『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』『岡本太郎の見た日本』(ドゥマゴ文学賞・芸術選奨文部科学大臣賞受賞)『東西/南北考』3・11から考える「この国のかたち」』(新潮選書)等著書多数。

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