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ちくま新書

日本の予算を読む

定価

726

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05650-4

Cコード

0233

整理番号

50

1995/11/16

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

市民生活の隅々まで影響をおよぼしている予算は、どのようにして決定され、いかに使われているのか。予算の獲得と実行に、官僚と背後の利益集団は、どのようなルールのもとで、どんなテクニックを用いているのか。内閣と国会は、利益の争いをコントロールできているのか。それは、他国のばあいとどこが違うのか。予算にみる日本独特のシステムとは何か。誰にも関心がありながら、その実態がつかみにくい予算のメカニズムを明快に説き、「国民の財布」としての予算のあるべき姿を提案する。

目次

序章 予算をみる眼
第1章 予算の構造と編成
第2章 予算と政策実施
第3章 予算政策のどこが問題なのか
終章 どのように改革すればよいのか

著作者プロフィール

新藤宗幸

( しんどう・むねゆき )

1946年神奈川県生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了後、東京市政調査会研究員、専修大学法学部助教授、立教大学法学部教授、千葉大学法経学部教授を経て、現在は東京市政調査会研究担当常務理事。専攻は行政学。著書に『司法官僚』『技術官僚』『行政指導』(以上、岩波新書)、『新版 行政ってなんだろう』(岩波ジュニア新書)、『政治とは、なんだろうか』(岩波書店)、『財政投融資』(東京大学出版会)、共編著に『雑誌『都市問題』にみる都市問題1925-1945』(岩波書店)など多数。(写真撮影:タカオカ邦彦)

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