ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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なぜアフリカの国々は、独立後数十年を経ても一人立ちできず、内戦が多発し、貧困から脱却できないのか。多様な形をとって噴き出す問題の根には、部族社会であることが深く関わっている。ブラックアフリカのただ中で取材を重ねたジャーナリストが、「部族社会」をキーワードに、「民主化」の抱えるジレンマ、中央対地方の対立、内戦の行方、資源大国の迷走などの構図を描き出し、アフリカの素顔に迫る。
第1章 民主化の呪縛
第2章 中央と地方
第3章 黒人と白人
第4章 部族抗争の行方
第5章 資源大国の混乱
第6章 消え行く部族社会
第7章 西アフリカ・クーデター街道
第8章 国を創る
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