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定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05714-3

Cコード

0282

整理番号

114

1997/06/19

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

「英文法」がややこしいのは、説明の仕方が不正確だからである。論理をきちんと整理すれば、とても面白くすごく役に立つ!そのためにはまず、動詞のカテゴリー(スタイル・ムード、テンス・アスペクト、ヴォイス)をきちんと定義し、語形と語法を混同しないこと。これが条件である。構えができればあとは簡単。文法最難関の仮定法も、本書はすっきり明快に説明してみせる。頭をクリアーにするための極めつきの入門書。

目次

序章 英文法の基本―動詞の活用
1 命令法は幅広い―命令法の新定義
2 現在って、いつのこと?―定言現在
3 過去にもいろいろある―定言過去
4 助動詞は過去でも今の気持ち―概言の助動詞
5 仮定法はむつかしくない―条件文と帰結文
6 「未来」があるとすれば―不定法

著作者プロフィール

山崎紀美子

( やまざき・きみこ )

1947年東京生まれ。小学6年からラジオ「基礎英語」を始め、国内学習だけで高校在学中に英検1級合格。東京外国語大学ロシア語学科修士課程修了後、モスクワ大学、ブルガリア科学アカデミーに留学。帰国後、東京外大講師を経て、現在、英語・ロシア語・ブルガリア語の通訳・翻訳・教育と多方面に活躍中。特に初級者向けの外国語教育に深い関心を持つ。著書に『英文法の核心』『日本語基礎講座』(ともにちくま新書)、『スペリングと発音のしくみがわかる本』(研究社)、『ロシア語の構文』『現代ブルガリア語』(ともにくろしお出版)など。

お詫びと訂正

1997年6月刊行のちくま新書『英文法の核心』におきまして、本来は著作権者から許諾を得て掲載すべき文章を無許諾で、また出典を表記することなく掲載しておりました。

『英文法の核心』の178ページから181ページにかけての部分ですが、もともとはT・D・ミントン氏による文章で、研究社発行の雑誌『時事英語研究』に連載されていた「コミュニケーションのための英文法講座」の1996年4月号に掲載されたものです(後に『ここがおかしい日本人の英文法』1999年10月、研究社出版刊に収録)。

『英文法の核心』では未来を表す時制の説明として、誠に優れた例文であるこの文章を利用させていただいたわけですが、その際にミントン氏から許諾をいただくことを怠ってしまいました。

増刷以降の版では改めて出典を明記させていただきましたが、出版社としてあるまじき失態であり、深く恥じ入っております。

ミントン氏および研究社様に対しては多大なご不快の念とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。

謹んで陳謝いたします。

また、読者の皆さまにも無用の誤解を抱かせてしまいましたことをお詫び申し上げます。

この本への感想

とても参考になり生徒指導で役立てている。新しい切り込み方をしていて参考になる。

raijin-kundo

さん
update: 2011/06/28

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