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ちくま新書

わがまま老後のすすめ

定価

726

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05817-1

Cコード

0247

整理番号

217

1999/09/16

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

日本はやがて、先進国の中で高齢者人口の割合が最も高い国になる。けれども老いをめぐる健康論には、根拠のはっきりしないものが多い。痴呆症はどこまで不治の病か。節制はどこまで老化予防に役立つか。そもそも加齢とともに、身体や脳の能力はどう変化するのか。豊かな臨床体験をもとに、老いについての常識を見直し、高齢者の心と体の微妙な関係を解き明かす。

目次

第1章 医者の健康論は老いに有効か
第2章 痴呆症は怖くない
第3章 老いては「心によいこと」が「体によいこと」
第4章 年をとったらわがままになろう
第5章 贅沢老人が日本を救う

著作者プロフィール

和田秀樹

( わだ・ひでき )

1960年生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。東京大学付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は国際医療福祉大学大学院教授、一橋大学経済学部非常勤講師。アンチエイジングとカウンセリングに特化した和田秀樹こころと体のクリニック院長も務める。47歳で映画初監督作品『受験のシンデレラ』でモナコ国際映画祭最優秀作品賞受賞。主な著書に『まじめの崩壊』(ちくま新書)、『大人のための勉強法』『「思考の老化」をどう防ぐか』(PHP新書)、『テレビの大罪』(新潮新書)、『人は「感情」から老化する』(祥伝社新書)など多数。

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