ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
loading...
今までの日本型企業システムはもう通用しない。生産現場の競争力が勝敗を決めた時代には有効だったこのシステムは、規制緩和、技術革新、グローバル化などが進んだために変革を迫られている。こんななかで、見えなくなった市場を創造的に判断し、独自の構想力で企業をリードする「才人」が欠かせなくなる。どうすれば才人が姿をあらわすかについての方法を示す。
第1章 いま日本になにがおきているのか
第2章 情報化が勝負の世界を広げる
第3章 「才の世界」の市場特性と才人
第4章 才人の世界の拡大と専人
第5章 才人の評価と働き方
第6章 どうしたら才人が姿をあらわすのか
第7章 「才の時代」の産業と国の経済力
第8章 「才の世紀」になにがおこるのか
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。