ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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「食」が今、さまざまな危険にさらされている。しかし、食の絶対安全とはなにか?盲目的にゼロリスクを求めていいのだろうか?リスクをリスクとして、冷静に受け止めるにはどうしたらいいのだろう?BSEが猖獗を極めた時期にスコットランドに暮らした内科医が、科学的な視座から国内外BSE騒動の深層を分析、背後に潜む社会病理を精察するとともに、現代人が直面する食のリスクとその対処法をさぐる。
第1章 プリオン病の生物学
第2章 ヨーロッパでのBSEとvCJD
第3章 日本でのBSE問題の本質
第4章 日本でのvCJDのリスク
第5章 BSEの社会病理
第6章 BSEの教訓を生かす
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