1990年の改正入管法を機に来日した人たちが日本の経済を支えてくれたのだということを改めて知りました。今後、ムスリム人口が増えるという話しも聞いているので、イスラームに対する理解を深め、異なった習慣を持つ人たちとも共存できるよう努めたいと思いました。
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内容紹介
バブルの頃、日本に出稼ぎにきたパキスタン人、バングラデシュ人、イラン人などの姿が注目を集めたが、それから十数年たった現在、日本のあちこちに小さなモスクが誕生してきている。定住をはじめた外国人ムスリム(イスラーム教徒)たちが、なけなしの給料から費用を捻出して建てた、念願の「祈りの場」だ。日本という異教の地で、イスラームの規範にのっとった生活をしようと、彼らは模索を続けている。いつのまにか、私たちの新しい隣人となったムスリムたち。フィールドワークを駆使しながら、その全体像を初めて明らかにする。
目次
序章 モスクのある風景
1章 外国人ムスリムの増加
2章 日本で働く・学ぶ
3章 故郷の事情
4章 祈りの場を求めて
5章 宗教行事
6章 ムスリムとして生きる
7章 日本社会とイスラーム
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