loading...

ちくま新書

ネーミングの極意

——日本語の魅力は音がつくる

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06170-6

Cコード

0280

整理番号

470

2004/05/06

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

一見考え抜かれた商品名なのに、消費者に覚えてもらえないものがある。その一方、自然発生的に生まれ、決して心地いいものではないのに、世代を超えて浸透してゆくことばがある。その違いは一体何か?ことばには意味だけではなく、意味のまわりを包み込む「表情」や「情緒」がある。私たちはことば聞くとき、そうした表情や情緒を、意味より速く受け取っているのだ。本書では、ことばの音を科学的かつ精緻に分析したうえで構築された「音相理論」を紹介しながら、語音の魅力を解き明かす。

目次

第1章 感じることば、消えてゆくことば(ことばは生きている
「ガングロ」は残り、「E電」は消えた ほか)
第2章 これで十分、音相理論入門(ことばの表情をどう伝えるか
音相理論ができるまで ほか)
第3章 ブランドの価値は音相が決める(名前が商品に命を入れる
優雅な有声音、明るい無声音 ほか)
第4章 音相は人の心をとらえるプリズム(越後湯沢で「雪国」の魔法を解く ほか)
第5章 「音相」達人への道(人気女子アナ五十人の「音相」能力を採点
気品ある話し方、受け方の極意 ほか)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

心も身体もおつかれぎみのあなたへ