ちくま新書
リサーチ・クエスチョンとは何か?
佐藤郁哉
著
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ロバート・キャパは一九三六年、スペイン戦争下のコルドバで撮った「崩れ落ちる兵士」が「ライフ」に掲載され、世界的に注目される存在となった。第二次世界大戦では「ライフ」などの特派員として従軍したが、なかでもノルマンディー上陸作戦のドキュメントは、そのブレた画面が最前線の迫力をそのまま伝えていて、今日でも高い評価を得ている。インドシナ戦争の取材中の一九五四年に地雷を踏んで亡くなるまでを、現地取材も交えてたどり、二〇世紀の戦争を駆け抜けた写真家の人生と個性的な作品世界に迫る。
第1章 戦争写真はなぜ面白いか
第2章 エンドレの旅立ち
第3章 「ライフ」の物語と戦場の友
第4章 パリ解放の朝
第5章 美貌の都
第6章 最期に見たもの
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