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ちくま新書

現場主義の人材育成法

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06238-3

Cコード

0234

整理番号

538

2005/06/06

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

「若者に夢・希望がない」―そんな通説を覆すような、グローバルに考え地域を足場に行動するたくましい若者が育ちはじめている。「地方は衰退している」―そんな俗説をものともしない、地域経済の核となるリーダーが続々と誕生している。学校で、仕事場で、地域でどうやって人を育てるか。一番効果的なのは、「現場」の風にあて、最先端に触れさせ、彼らが自ら考え、動けるような環境作りをすること。これまで、労務管理あるいは教育論としてしか語られてこなかった「人材育成」「後継者養成」の本質を、三〇年にわたる著者の実践を通して明らかにする待望の書。

目次

序章 中国の「現場」で修業する女性後継者
第1章 「現場」が学生を変える
第2章 「私塾」と「現場」が人材をつくる
第3章 「地域」の「現場」が人材をつくる
第4章 「私塾」が「後継者」を変える
第5章 「最後尾」の「地域」が日本を変える
終章 「現場」に立って自分を「勇気」づける

著作者プロフィール

関満博

( せき・みつひろ )

1948年生まれ。一橋大学名誉教授、明星大学教授。専門は産業論、中小企業論、地域経済論。現場主義を標榜し、100冊を超える著書を持つ。 「日本の製造業が危ない……体系だった後継者育成をしなければならない」と、2000年より全国の工業集積地などで私塾を展開。現在では20近くの都市・地域で塾が動いている。気仙沼市、浪江町などの震災復興委員も務める。『空洞化を超えて』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞)、『現場主義の知的生産法』(ちくま新書)、『地域産業の「現場」を行く』1~5(新評論)など著書多数。

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