loading...

ちくま新書

人間は脳で食べている

「おいしい」ってどういうこと? 生理学的欲求、脳内物質の状態から、文化的環境や「情報」の効果まで、さまざまな要因を考察し、「おいしさ」の正体に迫る。

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06273-4

Cコード

0277

整理番号

570

2005/12/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

どうせ食事をするならばおいしいものが食べたい。しかし、どういうものが「おいしい」のだろう?栄養があるもの?食べなれているもの?あるいは高価なもの?「おいしさ」というのは、実は生理的、あるいは文化的な数々のファクターが組み合わさったきわめて複雑な現象なのである。本書では、多様なレベルの考察を通して、その正体を追求し、その中でも、現代人にとって、もっとも重要な「情報のおいしさ」の構造とその行き過ぎを考える。

目次

第1章 「情報」は最高の調味料(神社の清めの水
鍋で下着を洗う女 ほか)
第2章 四つの「おいしさ」(おいしさの四本柱
その一・生理的なおいしさ ほか)
第3章 おいしさの生理メカニズム(おいしさ研究の最前線
味の信号は舌から延髄へ ほか)
第4章 現代人の食べ方(本能から見た辛味ブーム
ラーメンブームにも本能の影がちらつく ほか)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

これから何かを始めたい人たちへ