ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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団塊(全共闘)世代と言われる人たちがまもなく定年を迎える。社会変革を夢見て活動し、その後、高度成長期を走り抜け、戦後の一時代を切り拓いた全共闘世代とは、何者だったのか。そして全共闘運動とはいったい何だったのか?個人的経験から語りはじめ、この世代の意味を思想としてとらえなおす、同世代から団塊ジュニアまで必読の論考。
第1章 一九六六年の東京
第2章 戦後民主主義と空想
第3章 六〇年安保と三派全学連
第4章 全共闘運動―一九六八年
第5章 全共闘運動の転回―一九六九年から七〇年代へ
第6章 七〇年代―市民社会の風景
第7章 八〇年代
第8章 九〇年代から現在へ
第9章 二十一世紀あるいは、ささやかな小括
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