ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
loading...
脳卒中(脳血管障害)は、ガン、心疾患に次いで日本人の死因第三位に挙げられるが、他の病気と異なり、一命を取りとめても、しばしば障害が残る。脳は、精密にして微妙な臓器であるため、後遺症はその後の生活を一変させる。いま高齢社会を迎えた日本では、患者数が増加に転じた。もし発作が起きたら、どうすればいいのか。どんな検査・治療法があるのか。予防は可能か。生活習慣、メタボリック・シンドローム、遺伝との関わりは?研究・治療の最前線に立つ脳神経外科医が、脳卒中に関するすべての疑問に答える。
序章 精密で微妙な脳
第1章 脳は何をしているのか―脳の基礎知識
第2章 「脳の危険信号」を見逃すな―それはヘルプのサイン
第3章 脳を見る―危険信号は見える時代
第4章 ほんとうに怖い脳の病気―脳卒中とは何か
第5章 その時どうするか―脳卒中の診断と治療
第6章 危険信号を察知する―脳卒中の予防
第7章 「その後の脳」とつきあう―後遺症とリハビリ
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。