軍司貞則
( ぐんじ・さだのり )1948年生れ。ウィーン大学で学ぶかたわら、ヨーロッパ全域を取材 する。帰国後、ノンフィクション作家として、政治・経済から食 糧・教育問題まで、幅広いジャンルの作品を発表する。主な著書に 『高校野球「裏」ビジネス』(ちくま新書)、『滅びのチター師』 『ナベプロ帝国の興亡』(ともに文藝春秋)、『空飛ぶマグロ』 『本田宗一郎の真実』(ともに講談社)、『学校再生』『麻薬脱 出』(ともに小学館)などがある。
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西武裏金事件に端を発し、特待生制度問題にまで発展したプロアマ球界の大騒動。日本高野連をはじめ、高校野球を支えるはずの人々は、この騒動の渦中に何を考え、どのように動いたか。そして実はいまだ一般には知られていない、問題の核心はどこにあるのか。北海道から九州まで歩いて、指導者や強豪校の本音をインタビュー。さらに有力選手獲得合戦の実情や、夢や情熱をカネに換える手口など“国民的スポーツ”の闇を暴く。
序章 議論されなかった重大事
第1章 闇の世界への招待
第2章 ボーイズリーグ
第3章 ボーイズリーグの魅力とは
第4章 学校経営に野球は必要か
第5章 高校野球の現場
第6章 有識者会議
第7章 自民党の高校野球特待生制度問題小委員会
第8章 高校野球は、これからどうなるか
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