川崎昌平
( かわさき・しょうへい )1981年生まれ。埼玉県出身。無職。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。日雇い労働に従事しながら、ネットカフェで寝泊りする生活を続けるものの、そうした暮らしにほとほと疲れ果て、一念発起、正社員をめざして就職活動を開始する。剣道二段、柔道二段。著書に『知識無用の芸術鑑賞』『ネットカフェ難民』(ともに幻冬舎新書)がある。
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大学新卒の就職戦線は空前の売り手市場…しかし、その陰で、就職氷河期に正社員の座を得られなかった若者たちは、新卒者に偏った企業の採用慣行の壁にはばまれ、再チャレンジの機会を十分に与えられずにいるとされる。彼らの直面している「現実」とはいかなるものか?本書は、大学を出た後、日雇いバイトで稼ぎつつネットカフェに寝泊りするという生活を続けてきた男が、一念発起、正社員の身分を手に入れるべく行った就職活動の実録である。
序章 定職がほしい
第1章 とにかく落ち続ける
第2章 「やりたいこと」が見つからない
第3章 面接という名の地獄
第4章 ハローワークへ行こう
第5章 ウチで働いてみませんか?
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