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ちくま新書

株とギャンブルはどう違うのか 

——資産価値の経済学

定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06448-6

Cコード

0233

整理番号

743

2008/09/08

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

株式投資に夢を見る前に最低限知っておくべきロジックがある!老後を視野に入れた生活設計を自分自身で考えることが迫られるこの時代、株に代表される資産に、いかに上手くお金を運用するかは誰にとっても切実なテーマだ。しかし、多くの素人投資家にとって、株価の上げ下げはあまりに不確かなものであろう。はたして、株というのはギャンブルと変わらないものなのだろうか?その価格はどう決まり、利回りや値上がり益はどのように実現されるものなのか?資産価値の変動を法則的にとらえる術を基礎の基礎から説く。

目次

第1章 すべてはここから始まる―資本還元の公式
第2章 企業価値とは何だろうか―貸借対照表と株式の市場評価
第3章 株価の特殊な動きを読み解く―株式会社の資金調達をめぐる諸制度
第4章 投資の決断とネット・キャッシュ・フロー
第5章 創業者利得の世界
第6章 キャピタル・ゲインとは何だろうか
第7章 株とギャンブルはどう違うのか―理論から現実へ
第8章 低成長時代に利殖は可能か

著作者プロフィール

三土修平

( みつち・しゅうへい )

1949年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。経済企画庁、神戸大学大学院経済学研究科、愛媛大学法文学部教授を経て、現在、東京理科大学理学部教授。経済学博士(神戸大学)。経済学の研究・教育に携わる傍ら、長年宗教問題にも取り組み、求道的側面と社会批評的側面との両面で活動。奈良の東大寺で得度。著書に『頭を冷やすための靖国論』(ちくま新書)、『為替と株で考える経済学』『靖国問題の原点』『はじめてのミクロ経済学』『ミニマムエッセンス統計学』(以上、日本評論社)、『経済学史』(新世社)など多数。

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