村上宣寛
( むらかみ・よしひろ )1976年京都大学大学院修士課程修了。富山大学人間科学部名誉教授。認知心理学の研究、統計分析、性格測定に関するプログラム開発、評論活動に従事。著書に『心理学で何がわかるか』(ちくま新書)、『「心理テスト」はウソでした』(講談社+α文庫)、『IQってホントは何なんだ?』『性格のパワー』(以上、日経BP社)、『心理尺度のつくり方』(北大路書房)、『ハイキング・ハンドブック』(新曜社)などがある。
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「性格はどこまで遺伝で決まるか」「自由意志は存在するか」「記憶力は鍛えられるか」「暴力的映像は暴力を引き起こすか」―これらの問題に意味のある答えを出すには、哲学や日常的実感では力不足。科学としてのアプローチが必要なのだ。インチキ、俗説、疑似科学を退けて本物の心理学のあり方を提示しつつ、今、心理学がどこまで到達しているのかを平易に紹介。心理学、最初の一冊。
第1章 心理学とは
第2章 人柄は遺伝で決まるか
第3章 人間は賢いか
第4章 意識の謎
第5章 記憶は確かか
第6章 人と人の間で
第7章 異常な世界へ
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