高橋昌一郎
( たかはし・しょういちろう )1959年生まれ。ウエスタンミシガン大学数学科および哲学科卒業後、ミシガン大学大学院哲学研究科修士課程修了。テンプル大学専任講師などを経て、現在、国学院大学文学部教授。専門は、論理学・哲学。著書に『知性の限界』『理性の限界』『ゲーデルの哲学』(以上、講談社現代新書)『哲学ディベート』(NHKブックス)『科学哲学のすすめ』(丸善)などがある。
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知的で、理詰めで、クール。論理的だけど頭でっかち。私たちがイメージする東大生は、教室でどのように反応しているのだろうか?本書では、アメリカ帰りの「アウトサイダー」教授が、東大の「論理学」の講義で行った「理性」をめぐる多彩なディスカッションをもとに、東大生の志向性を考察する。同時に、社会的ジレンマや神秘といったテツガク的な議論、東大特有の「進振り」や「シケタイ」、東大生の恋愛相談やブログなどにもふれる楽しい一冊。
「シラバス」と「男女関係の問題」
「二分法」と「詐欺」
「スモールワールド」と「東大生への挑戦」
「社会的ジレンマ」と「東大生からの挑戦」
「ナッシュ均衡」と「アヒルの選択」
「パレートの法則」と「マーフィーの法則」
「進学振分け」と「功利主義」
「哲学ディベート」と「推論」
「東大生の相談」と「科学者倫理」
「理性」と「神秘」
「東大生の視点」と「授業評価」
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