増税時代 ─われわれは、どう向き合うべきか
安心な暮らしの
維持と財源
無策な政治により拡大した財政赤字を解消し、社会保障制度を破綻させないためにはどうしたらよいのか? 国民生活の質の面から公平性を軸に税財制を考える一冊。
- シリーズ:ちくま新書
- 924円(税込)
- Cコード:0233
- 整理番号:991
- 刊行日:
2012/12/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:272
- ISBN:978-4-480-06693-0
- JANコード:9784480066930
- 在庫 ×
政治の無策により、日本の財政赤字はGDPの2倍にも及ぶ深刻な額になった。このままでは国債の利払いもままならず、ギリシャの経済破綻も他人事ではない。マイナス成長が続き、企業が生産拠点を海外に移す中、税収の自然増は期待できない。事業仕分けが一段落し、霞ヶ関埋蔵金もあらかた掘り尽くされた今、少子高齢化によって増大する社会保障財源はどこから捻り出せばよいのか。それともアメリカ型の低負担・低福祉国家を目指すべきなのか?国民の生活水準の維持と、社会的公平性を軸に、日本の税財政を考える。
第1章 低い租税負担志向とその限界―長年の間に醸成された環境
第2章 政府の関与する分野の拡大―何故、歳出規模は増大しやすいのか
第3章 財政赤字累増の実態―財政破綻の危機
第4章 増税回避の背景―「何も決められない日本」の姿
第5章 増税時代の到来―社会保障と財政再建のための財源確保
第6章 消費税との共存―不可避な選択
第7章 税制改革その他の諸問題―これからの税制の姿
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可