規制改革で何が変わるのか
保護VS競争6つの争点から日本再生のビジョンを示す
日本の経済社会を活性化するには、どうすればいいか。労働、農業、医療、介護・保育、教育、都市・住宅の6つの視点から、規制改革の核心へ鮮やかに迫る。
- シリーズ:ちくま新書
- 792円(税込)
- Cコード:0233
- 整理番号:1024
- 刊行日:
2013/08/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:192
- ISBN:978-4-480-06730-2
- JANコード:9784480067302
- 在庫 ×
規制改革は「格差を拡大させる」という常識が日本に蔓延している。規制で守られているのは「弱者」であり、市場競争に晒せば弱肉強食の社会になってしまうというイメージがあるためだ。しかし規制は真に「弱者」を守っているのか。特定産業を保護することは、本当に公平なのか。本書は労働、農業、医療、介護・保育、教育、都市・住宅の争点を、肯定派/否定派の対立点から読み解いていく。そこから対立を超えた競争と成長のビジョンを示し、日本の未来を明晰に解き明かす。
第1章 労働市場の規制改革―企業への規制は雇用を守るか
第2章 農業の規制改革―関税徹廃は日本農業を破壊するか
第3章 医療の規制改革―患者の利益をいかに尊重するか
第4章 介護・保育の規制改革―社会全体でどう担うか
第5章 教育の規制改革―市場競争は教育を阻害するか
第6章 都市・住宅の規制改革―土地の高度利用はどう進むか
第7章 規制改革を推進するために
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