本間正義
( ほんま・まさよし )1951年生まれ。東京大学農学部教授。1974年、帯広畜産大学卒業。1976年、東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。1982年、アイオワ州立大学大学院経済学研究科博士課程修了。2010~2012年に日本農業経済学会会長、第二次安倍政権で規制改革会議農業ワーキンググループ専門委員を務める。主な著書に『現代日本農業の製作過程』(慶応義塾大学出版会)、『農業問題の政治経済学』(日本経済新聞社、第11回NIRA政策研究・東畑記念賞受賞)などがある。
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TPP参加後、日本の農業はどうなるのか。改革の機運が高まり、戦後長らく続いた農業の仕組みが、いま大きく変わろうとしている。だが、減反廃止、補助金の削減、法人の農地取得、農協の機能不全、農地の転用と集積の問題など、改革に立ちはだかる問題は山積している。本書では、農業政策の第一人者がTPP後を見据え、コメ、農地、農協にまつわる問題を丁寧に解きほぐす。日本農業が生き残るためには何をすればいいのか、進むべき針路を明快に描く。
序章 農業のグローバル化を考える
第1章 日本の農業問題とは
第2章 農政の展開と農業問題
第3章 日本農業の弱点
第4章 TPPと日本農業
第5章 攻めの農業のために
第6章 農業の可能性を求めて
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