下定雅弘
( しもさだ・まさひろ )1947年大阪生まれ。京都大学文学部大学院終了。鹿児島大学法文学部助教授、帝塚山学院大学文学部教授を経て、岡山大学大学院社会文化科学研究科(文学系)教授。現在、同大学特任教授(北京・長春事務所長)。文学博士。著書に『柳宗元詩選』(岩波文庫)、『陶淵明と白楽天』(角川選書)、『白楽天の愉悦』『長恨歌』(勉誠出版)などがある。
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中国で、人間の生きる喜びを表現した詩人といえば、六朝の陶淵明、唐の白居易、宋の蘇軾が筆頭にあげられる。唐の二大詩人、杜甫と李白もさまざまな喜びを追求し、名篇が少なくない。本書では、この五人を中心として、現代の読者にも深い感銘を与えてくれる詩篇一七〇首を厳選して紹介。悠久の時間のなかで精妙に錬磨され、漢詩として結実する東洋の叡知と精神の歴史を、たった一冊で総覧する決定的なアンソロジー。
序章 東洋の幸福観
第1章 仕事の喜び
第2章 愛の喜び
第3章 食べて、飲む
第4章 趣味の喜び―音楽、画、書
第5章 四季折々の自然の喜び
第6章 老いの喜び
ちくま新書1073『精選 漢詩集』(下定雅弘著)に間違いがございました。
お詫びして訂正致します。
訂正箇所はこちらからご確認ください。
https://www.chikumashobo.co.jp/pdf/kanshishuu_seigo.pdf
何卒、よろしくお願い申し上げます。
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