神田千里
( かんだ・ちさと )1949年東京都生まれ。東京大学文学部卒、1983年同大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。日本中世史専攻。高知大学人文学部教授を経て、現在、東洋大学文学部教授。主な著書に『一向一揆と真宗信仰』『信長と石山合戦――中世の信仰と一揆』『一向一揆と戦国社会』『土一揆の時代』(以上、吉川弘文館)、『島原の乱――キリシタン信仰と武装蜂起』(中公新書)、『一向一揆と石山合戦』(吉川弘文館)、『宗教で読む戦国時代』(講談社選書メチエ)などがある。
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時代に先駆けた思想をもち、伝統的権威や因習に因われずに「天下統一」を目指した「革命児」信長。だが、この広く行きわたったイメージは、はたして歴史的な事実といえるのだろうか?信長の真の姿を描く。
信長の「箱」―はじめに
第1章 信長と将軍
第2章 信長と天皇・公家
第3章 「天下布武」の内実
第4章 分国拡大の実態
第5章 信長と宗教
第6章 「革命児」信長の真実
信長の「本当の箱」―おわりに
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