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ちくま新書

イノベーションはなぜ途絶えたか

——科学立国日本の危機

日本の科学産業はなぜ革新的商品を造れなくなったのか。シャープの例や政府のベンチャー育成制度の失敗を検証。復活への方策を探る。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06932-0

Cコード

0234

整理番号

1222

2016/12/05

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

かつて「科学立国」として世界を牽引した日本の科学とハイテク産業の凋落が著しい。経済の停滞にとどまらず、原発事故のような社会への大打撃を招きかねないイノベーションの喪失。その原因は企業の基礎研究軽視のみならず、政策的失敗にもあったことをベンチャー支援策に成功した米国との比較から解明する。さらに科学の発見からイノベーションが生まれる原理を明らかにし、日本の科学復興に向けた具体的な処方箋を示す。科学と社会を有機的に結びつける“国家再生の設計図”。

目次

序章 沈みゆく日本を救え
第1章 シャープの危機はなぜ起きたのか
第2章 なぜ米国は成功し、日本は失敗したか
第3章 イノベーションはいかにして生まれるか
第4章 科学と社会を共鳴させる
第5章 イノベーションを生む社会システム

お詫びと訂正

ちくま新書『イノベーションはなぜ途絶えたか』(山口栄一著)に間違いが
ありましたので、下記の通りお詫びして訂正いたします。

【訂正箇所】

68ページ6行目
(誤)その後もゼロックスのPARC(パロアルト研究所)がなくなり、
(正)その後もゼロックスのPARC(パロアルト研究所)から物性研究がなくなり、

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