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ちくま新書

ドキュメント 日本会議

国内最大の右派・保守運動と言われる「日本会議」。改憲勢力の枢要な位置を占め、国政にも関与してきた。謎めいたこの団体を徹底取材、その実像に鋭く迫る!

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06965-8

Cコード

0231

整理番号

1253

2017/05/09

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

改憲勢力の枢要な一角を占める日本会議。いまだ謎を残すこの組織は、八〇年代以降、領土や教育、靖国、国家像などに関する保守派の運動に、事あるごとに関わってきた。会員約四万人を擁し、全国各地に地方支部を築くに至ったこの組織は、どのように形成され、いかなる戦略によって国政に関与し、どこへ行こうとしているのか?関係者への丹念な取材と、膨大な一次資料によって、日本会議の真実に迫る!

目次

第1章 発端―打倒全学連
第2章 転機―三島事件の衝撃と脱教祖
第3章 「神聖なる国家」という思想
第4章 教育「正常化」運動―憲法改正の前哨戦
第5章 靖国神社「国家護持」
第6章 日本会議、結成
第7章 揺れる思想

著作者プロフィール

藤生明

( ふじう・あきら )

1967年生まれ。91年、朝日新聞社入社。長崎支局、筑豊支局などをへて、AERA編集部へ。10年余り在籍し、記者・デスクとして石原都政、右派言論のほか、創価学会などの宗教分野を重点的に取材。大阪社会部で「橋下現象」を取材した後、2014年からは東京社会部で専門記者として「右派全般」を担当。現在、編集委員を務める。著書に『ドキュメント 日本会議』(ちくま新書)がある。

この本への感想

具体的な情報が誠実に紹介されています。日本会議を貶めることなく、美化することもなく、冷静に正確な情報が提示されているという印象を受けます。とはいえ、話題にのぼる政治家の何名もの実名が登場するので、読後は、日々報道されている情報の見方が変わること間違いなしです。

タマゴロウ

さん
update: 2017/06/17

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