loading...

ちくま新書

欧州ポピュリズム

——EU分断は避けられるか

反移民、反グローバル化、反エリート、反リベラルが世界を席巻! EUがポピュリズム危機に揺れる理由は、その法制度と機構にあった。欧州政治の今がわかる!

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07142-2

Cコード

0231

整理番号

1327

2018/05/08

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

欧州連合(EU)が、ポピュリズム危機に揺れている。反移民の声は衰えず、ポピュリズム政党への支持は増え続けている。中東欧では政権を担う党すら現れた。いまや、欧州の政治は左右対立ではなく、親EUの既成政党と反EUのポピュリスト政党という対立軸で動いているのだ。ポピュリズムの台頭を招いた要因はなにか。EUの基本理念であるリベラリズムは守られるのか。その統治機構や政策から分析する。

目次

はじめに 欧州ポピュリズムの衝撃
第1章 欧州ポピュリズムとは何か
第2章 EUとはどのような存在なのか
第3章 欧州ポピュリズムはなぜ出現したのか
第4章 欧州ポピュリズムはEUに何をもたらすのか
第5章 リベラルEUのゆくえ―どう対応するのか

著作者プロフィール

庄司克宏

( しょうじ・かつひろ )

1957年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。横浜国立大学大学院教授などを経て、現在、慶應義塾大学大学院法務研究科教授、ジャン・モネEU研究センター所長。専門は、EU法。日本EU学会元理事長。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本