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ちくま新書

言語学講義

——その起源と未来

時代とともに進化し続ける言語学。国家戦略、AI、滅びる言語、…現代に即した切り口も交えことばの研究の起源から最新言語学まで、全体像と各論点を学び直す。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07209-2

Cコード

0280

整理番号

1396

2019/03/05

判型

新書判

ページ数

304

解説

内容紹介

言語学の全体像を俯瞰しながら、興味深いところや重要な分岐点にさしかかっている議論、新しい枠組みと変化しつつあること、古い知識をどう更新すべきか悩ましい問題などを、一見ランダムなやり方で取り上げることで、「言語学の今」を浮かび上がらせる。

目次

第1章 言語学の現在地(社会言語学と多様性研究
社会言語学と差別の問題 ほか)
第2章 言語学をいかに役立てるか(接触する言語とクリオール
語用論の使い方 ほか)
第3章 近代言語学を読みなおす(近代言語学の誕生
ことばをタイプ別に区別していくために ほか)
第4章 記述言語学の技法(言語学は自然科学だ
「正しい日本語」という呪縛 ほか)
第5章 社会言語学から複雑系言語学へ(言語学の表舞台とバックステージ
ソシュールという里程標と亡霊 ほか)

著作者プロフィール

加藤重広

( かとう・しげひろ )

1964年青森県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業、同大学院博士課程修も文学博士。専門は言語学(統語論、語用論)。富山大学人文学部助教授などを経て、現在、北海道大学大学院文学研究科准教授。著書に『みんなの日本語教室』(三笠書房)、『日本語修飾構造の語用論的研究』(ひつじ書房、第22回新村出賞受賞)、『ことばの科学』(ひつじ書房)、『日本語学のしくみ』(研究社)、共著に『日本語を知るための51題』『言語学入門』(以上、研究社)などがある。

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