loading...

ちくま新書

元徴用工 和解への道

——戦時被害と個人請求権

日韓関係に影を落とす元徴用工問題。解決済とする日本政府も補償を求める彼らの個人請求権は認めている。戦後75年放置されてきた戦時被害を直視し和解を探る。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07313-6

Cコード

0232

整理番号

1503

2020/07/06

判型

新書判

ページ数

288

解説

内容紹介

日韓関係に影を落とす元徴用工問題。解決済とする日本政府も補償を求める彼らの個人請求権は認めている。戦後75年放置されてきた戦時被害を直視し和解を探る。

目次

第1部 「徴用工問題」と日韓関係のゆくえ(韓国大法院判決が投げかけた問題点
植民地支配の実態に向き合う)
第2部 中国人強制連行・強制労働(中国人強制連行・強制労働の歴史から学ぶ
中国人受難者・遺族による損害賠償請求
全国で相次いだ損害賠償請求訴訟
西松建設(旧西松組)広島安野の裁判、和解へ
三菱マテリアル(旧三菱鉱業)も和解へ
判決の「付言」に見る裁判官たちの苦悩)
第3部 問題解決には何が必要か(日韓基本条約・請求権協定の修正、補完は不可避
戦争被害における個人請求権
冷戦によって封印された個人賠償の復権
韓国憲法と日本国憲法
負の歴史に向き合う
日韓の関係改善を求めて
あとがきに代えて)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

年末年始にいかがですか?