『学力格差を克服する』志水　宏吉

学力格差を克服する

志水宏吉

著

学力格差の実態はどうなのか？　それを克服するにはどうすればよいのか？　「学力保障」の考え方や学校の取り組みなどを紹介し、解決に向け考察する。

定価: 924
円
（10％税込）

ISBN: 978-4-480-07332-7

Cコード: 0237

整理番号: 1511

: 2020/08/05

判型: 新書判

ページ数: 256
頁

解説

内容紹介

第１章　学力向上ｖｓ．学力保障―問題の構図（学力低下論争の勃発
二こぶラクダの発見　ほか）
第２章　学力をどう捉えるか―フィロソフィー（日本語としての学力
戦後の学力観　ほか）
第３章　学力格差はどうなっているか―サイエンス（格差・教育格差・学力格差
学力格差の国際比較　ほか）
第４章　学力格差をどう克服するか―アート（世界での動き
「伝統的な学力」対「新しい学力」　ほか）
第５章　公教育システムをどう再構築するか―展望（どんな社会をめざすのか
学校の夢　ほか）

著作者プロフィール

志水宏吉

（しみず・こうきち）

1959年兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了（教育学博士）。東京大学教育学部助教授を経て、現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専攻は、学校臨床学、教育社会学。著書に『変わりゆくイギリスの学校』（東洋館出版社）、『学校文化の比較社会学』（東京大学出版会）、『学力の社会学』（共編著、岩波書店）、『公立小学校の挑戦』（岩波ブックレット）、『学力を育てる』（岩波新書）ほか。

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