近藤健二
( こんどう・けんじ )1943年、愛知県生まれ。1971年、名古屋大学大学院文学研究科博士課程中途退学。名古屋大学名誉教授(学術博士)。1971年から2016年まで、九州大学、名古屋大学、中部大学に勤務。専門は歴史言語学、言語類型学、著書に『言語類型の起源と系譜』(松柏社)、『弥生言語革命』(松柏社)、『花咲く大和言葉の森へ――日本語の新起源論から新釈万葉集へ』(松柏社)などがある。
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日本語の起源は古代中国語にあった。古代中国語音と古代日本語(ヤマトコトバ)の音の対応を数多くの実例に基づき検証。日本語の古層をめぐる新説を提唱する。
序章 日本語の起源・総論(先学たちの日本語系統論
新しい日本語系統論に向けて)
第1章 伝統的造語法(マチ(町・街・坊)とムラ(村)
トモ(伴・供・共)とトモ(友) ほか)
第2章 新型造語法(ハラ(腹)とハラム(孕む)
スコブル(頗)とヒタブル(一向) ほか)
第3章 古事記神話の超新型造語法(天地初発の神
神世七代の神 ほか)
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