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ちくま新書

情報公開が社会を変える

——調査報道記者の公文書道

公文書と「個人メモ」の境界は? 電子メールも公開請求できる? 「不開示」がきたらどうする? 調査報道記者が教える、市民のための情報公開請求テクニック。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07591-8

Cコード

0231

整理番号

1761

2023/11/07

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

公文書と「個人メモ」の境界は? 電子メールも公開請求できる? 「不開示」がきたらどうする? 調査報道記者が教える、市民のための情報公開請求テクニック。

公文書と個人メモの境界はどこ?
電子メールも公開請求できる?
「不存在」は疑え!
黒塗りからファクトを見つけ出す方法
「不開示」が届いたらどうする?

一通の文書が政治を動かす!

行政が押し進める理不尽な政策。そこに共通するのは、意思決定過程が不透明で結論や負担だけを市民に押しつける点だ。真実を知り、民主主義を守るためには、私たち一人ひとりが行政を監視?オ、政策をチェックすることが求められる。役所の不正に立ち向かうとき、強力な武器となるのが情報公開制度だ。これまでに千件もの情報公開請求を行い、数々のスクープを伝えてきた調査報道記者が、長年の経験をもとに、そのしくみとテクニックをわかりやすく伝授する。

目次

第1章 報道は期待できない―市民が自ら情報公開請求すべし
第2章 はじめての情報公開請求
第3章 意思決定過程を解明する―狙いは非公開の「調査」と「会議」
第4章 「不存在」を疑う―役所のごまかしをどう見抜くか
第5章 請求テクニック―目的の情報にたどり着くために
第6章 黒塗りに隠されたもの―役所の「痛点」を見つける
第7章 審査請求のススメ―「不開示」がきたらどうする?

著作者プロフィール

日野行介

( ひの・こうすけ )

ジャーナリスト・作家。1975年生まれ。元毎日新聞記者。東京電力福島第一原発事故の被災者政策や、原発再稼働をめぐる安全規制や避難計画の真相を調査報道で暴いた。著書に『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』(岩波新書)、『調査報道記者――国策の闇を暴く仕事』(明石書店)、『原発再稼働――葬られた過酷事故の教訓』(集英社新書)など。

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