loading...

ちくま新書

ルポ 歌舞伎町の路上売春

——それでも「立ちんぼ」を続ける彼女たち

買春客を待つ若い女性が急増したのはなぜか。当事者たちのほか、貢がせようとするホスト、彼女らを支援するNPO、警察などを多角的に取材した迫真のルポ。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07592-5

Cコード

0236

整理番号

1762

2023/11/07

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

歌舞伎町で路上売春をする「普通」の若い女性が急増したのはなぜか。当事者たちのほか、彼女らを支援するNPO、ホスト、警察など多角的に取材、素顔に迫る。

<b>巨大歓楽街に起きた、ある異変
買春客を待つ若い女性が急増したのはなぜか?
リスクを抱えてまで、なぜ「売る」のか?
毎日新聞社会部記者が迫る!</b>

2022年の晩秋、歌舞伎町の一角で「立ちんぼ」をする若い女性が急増した。「たちんぼ」とは路上売春のことだ。風俗店で働くのとは違い、買春客に金を奪われたり、ラブホテルの密室で暴力を振るわれたりといったリスクがあるにもかかわらず、彼女たちはなぜ路上で「売る」のか。毎日新聞社会部記者が、60人以上の女性たちのほか、自分たちに貢がせようとするホストたち、彼女らを支援し続けるNPO、路上売春を取り締まる警察など、100日以上にわたって多角的に取材、その「リアル」に迫ったルポ。

目次

第1章 歌舞伎町の「立ちんぼ」スポット
第2章 彼女たちのリアル
第3章 ホストの沼
第4章 手を差し伸べる
第5章 取り締まりのジレンマ
第6章 彼女たちはどこへ行くのか

著作者プロフィール

春増翔太

( はるまし・しょうた )

春増翔太(はるまし・しょうた):1984年神奈川県生まれ。植物学を専攻していた大学院を中退し、2009年に毎日新聞入社。甲府支局、盛岡支局、社会部、神戸支局を経て、21年から再び社会部に所属。各地で警察を担当し、事件・事故取材に携わった。岩手や神戸では東日本大震災と阪神大震災後後の被災地を、社会部では東京パラリンピックのほか、コロナ禍で陰謀論に陥った人やその家族、闇バイトに手を染めて捕まった若者を追った。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本