加害者は変われるか? ─DVと虐待をみつめながら

信田 さよ子

加害者ときちんと向き合った初めての本

家庭という密室で、DVや虐待は起きる。「普通の人」がなぜ? 加害者を正面から見つめ分析し、再発を防ぐ考察につなげた、初めての本。

加害者は変われるか? ─DVと虐待をみつめながら
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:の-13-1
  • 刊行日: 2015/02/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-43247-6
  • JANコード:9784480432476
信田 さよ子
信田 さよ子

ノブタ サヨコ

1946年岐阜県生まれ。臨床心理士。お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立、同所長。アルコール依存症、摂食障害、ドメスティックバイオレンス、子どもの虐待などの問題に取り組んでいる。日本臨床心理士会理事、日本心理劇学会理事、日本外来精神医療学会常任理事。著書に『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『カウンセラーは何を見ているか』『依存症臨床論』等多数。撮影:松本路子

この本の内容

家庭という密室で、DVや虐待は起きる。加害者は決して特殊な人たちではなく、多くは職場や社会では適応しており「いい人」「やさしい人」と評価されている。なぜ、「普通の人」があのような暴力を起こしてしまうのか?その疑問を解くためには、加害者を知ることしかない。彼らを正面から見つめ、加害者像を浮かび上がらせ、再発を防ぐ考察につなげた。初めての本。

この本の目次

第1章 カウンセリングの現場から(カウンセリングに来る人
加害者とは誰か)
第2章 虐待する親の姿(映画「ある子供」から
A子の場合 ほか)
第3章 ドメスティック・バイオレンス(ある事件から
加害者と被害者の逆転した意識 ほか)
第4章 性犯罪(語られない被害
目の前の存在は人ではないのか? ほか)
第5章 責任の取り方(被害者は何を望んでいるか
加害者との生活)

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