loading...

シリーズ・全集

医心方 巻二十一 婦人諸病篇

現代でも婦人病の高い比率を占める乳房や子宮の腫瘍、不妊に通じる冷え、人にいえぬ多様な症状や性病についての治療法や薬など、紀元前からの知恵を丁寧に解説。

定価

20,900

(10%税込)
ISBN

978-4-480-50531-6

Cコード

3347

整理番号

2005/07/25

判型

菊判

ページ数

288

解説

内容紹介

乳房や子宮のポリープ、人には言いづらい多様な症状についての治療法が網羅された『婦人諸病篇』。国文学に精通する筆者が「医心方全訳精解」に30年を費し、遂に著わす本書は、王朝文学や人間学、社会史、女性史、宗教など各分野に新しい視座を与える。

目次

婦人の諸病の原因
婦人の顔面の黒子(ホクロや黒アザ)の治療法
婦人の妬乳(急性乳腺炎)の治療法
婦人の乳癰の治療法
婦人の乳瘡の治療法
婦人の陰部の痒みの治療法
婦人の陰部の痛みの治療法
婦人の陰腫(陰部の腫痛)の治療法
婦人の陰瘡の治療法〔ほか〕

著作者プロフィール

槇佐知子

( まき・さちこ )

静岡県生まれ。古典医学研究家。日本医史学会会員。日本最古の医学全書『医心方』と『大同類聚方』の研究に取り組み、独学で現代語に全訳。『全訳精解大同類聚方』の刊行により、1986年に菊池寛賞を、87年にエイボン功績賞を受賞。瀧井孝作の推薦で創作も発表している。著書に『医心方の世界』『日本昔話と古代医術』『自然に医力あり』『日本の古代医術』『くすり歳時記』などがある。『医心方全訳精解』全30巻を逐次刊行中。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「シリーズ・全集」でいま人気の本

いま話題の本