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シリーズ・全集

医心方 巻一B 薬名考

完結! 国宝『医心方』「薬名考」

古代人は身辺の動植物・鉱物を薬に使用したが、現代漢方にない名称が大半だ。証類大観本草等を訳しつつ、同名異薬、異名同薬などを解明。各分野に貴重な資料を提供する。

定価

33,000

(10%税込)
ISBN

978-4-480-50543-9

Cコード

3347

整理番号

2012/07/24

判型

菊判

ページ数

464

解説

内容紹介

最終回の本書は他の32冊とは異なり、動植物・鉱物の薬名を新修本草の目録や本草和名などから康頼が取捨し編集したもの。現代漢方にない名称が大半のため証類大観本草や中薬大辞典他を訳しつつ探索・考察し同薬異名、異薬同名、日中の同名異物を解明。各分野に資料を提供する。

目次

第10章 諸薬の和名(『(新修)本草』にある薬剤八百五十種
第三巻玉石部の上品二十二種
第四巻玉石部の中品三十種
第五巻玉石部の下品三十一種
第六巻草部の上品の上四十一種
第七巻草部の上品の下三十八種
第八巻草部の中品の上三十七種
第九巻草部の中品の下三十九種
第十巻草部の下品の上三十五種
第十一巻草部の下品の下六十七種 ほか)

著作者プロフィール

槇佐知子

( まき・さちこ )

静岡県生まれ。古典医学研究家。日本医史学会会員。日本最古の医学全書『医心方』と『大同類聚方』の研究に取り組み、独学で現代語に全訳。『全訳精解大同類聚方』の刊行により、1986年に菊池寛賞を、87年にエイボン功績賞を受賞。瀧井孝作の推薦で創作も発表している。著書に『医心方の世界』『日本昔話と古代医術』『自然に医力あり』『日本の古代医術』『くすり歳時記』などがある。『医心方全訳精解』全30巻を逐次刊行中。

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