沖縄について私たちが知っておきたいこと

高橋 哲哉

沖縄の基地問題を理解し、その解消を目指すためには、まず、沖縄が日本に併合された経緯やその後何度も本土のために犠牲になった歴史を知らなければならない。

沖縄について私たちが知っておきたいこと
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:457
  • 刊行日: 2024/05/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-68479-0
  • JANコード:9784480684790
高橋 哲哉
高橋 哲哉

タカハシ テツヤ

高橋 哲哉(たかはし・てつや):1956年生まれ。哲学者。東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。同大学院哲学専攻博士課程単位取得。東京大学名誉教授。著書に、『記憶のエチカ――戦争・哲学・アウシュビッツ』(岩波書店)、『戦後責任論』(講談社)、『靖国問題』(ちくま新書)、『犠牲のシステム 福島・沖縄』『沖縄の米軍基地――「県外移設」を考える』(以上、集英社)、『日米安保と沖縄基地論争――〈犠牲のシステム〉を問う』(朝日新聞出版)ほか。

この本の内容

沖縄になぜ基地が集中しているのか?基地問題を理解し、その解消を目指していくためには、沖縄が日本に併合された経緯や、その後何度も本土の犠牲になった歴史を知らなければならない。琉球処分、人類館事件、沖縄戦、アメリカによる統治、基地問題…。本土と沖縄の関係を読み解くための大事な一冊。

この本の目次

第1章 沖縄の歴史(球琉処分
人類館事件
アジア太平洋戦争と沖縄)
第2章 構造的差別とは何か(沖縄戦後に「戦後」は来たか
基地の島・沖縄)
第3章 沖縄から問われる「構造的差別」(沖縄からの「県外移設」論
新たな「沖縄戦」の危機)
対話 沖縄へのコロニアリズムについて―知念ウシ×高橋哲哉

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