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ちくまプリマー新書

野生動物への2つの視点

——”虫の目”と”鳥の目”

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68839-2

Cコード

0245

整理番号

138

2010/05/06

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

いま、多くの野生動物が絶滅の危機にひんしている。守るためには、動物をじっくり観察する「虫の目」と、生物界全体のバランスを考える「鳥の目」が必要だ。「かわいそう=保護する」から一歩ふみこむための自然の見方。いきもののつながりを考える。一頭のシカから生物界全体がみえてくる。

目次

第1章 シカを一頭ずつ調べる
第2章 シカの一生を追う
第3章 生き物のつながり
第4章 絶滅を考える
第5章 野生動物の保全
第6章 野生動物学を学ぶ

著作者プロフィール

高槻成紀

( たかつき・せいき )

1949年鳥取県生まれ。1978年東北大学大学院理学研究科修了。東京大学総合研究博物館教授などを経て、現在麻布大学教授。専攻は保全生態学。動物と植物の関係を研している。著書に、『野生動物と共存できるか』(岩波ジュニア新書)、『シカの生態誌』(東京大学出版会)、『北に生きるシカたち』(どうぶつ社)等がある。

南正人

( みなみ・まさと )

1957年京都府生まれ。1991年大阪市立大学大学院理学研究科修了。現在麻布大学講師。(株)ピッキオ代表を経て、野生動植物保全教育に取り組むNPO法人・生物多様性研究所あーすわーむ代表理事を兼任。シカの繁殖行動などを研究。著書に、『動物たちの気になる行動(2)』(共著、裳華房)、『自然の見方が変わる本』(共著、山と渓谷社)等がある。

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