上林暁
( かんばやし・あかつき )上林暁(かんばやし・あかつき):1902年、高知県生まれ。東京大学英文科卒業後、改造社に入社。初の短編集『薔薇盗人』を刊行後、作家生活へ入る。妻の病、戦争による生活環境の悪化をくぐりぬけ作品を発表し続ける。主な著作に「聖ヨハネ病院にて」「野」「春の坂」「星を撒いた街」などがある。「白い屋形船」で読売文学賞、「ブロンズの首」で川端康成文学賞を受賞。1980年逝去。
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小説一筋、病に倒れ寝たきりになってもなお、口述筆記で創作活動を続けた作家の魂の軌跡。ジャンル別・編年体の編集。9ポ一段組。正字・歴史的かなづかい。今回新たに蒐集した作品を第十九巻に収録した増補版。
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