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シリーズ・全集

上林暁全集 1

——小説一

定価

6,820

(10%税込)
ISBN

978-4-480-70451-1

Cコード

0393

整理番号

2000/06/08

判型

A5変判

ページ数

448

解説

内容紹介

同人雑誌『風車』に拠る作家修業への本格的出立から、文壇的処女作「欅日記」を経て「薔薇盗人」により新進作家として注目されるにいたる、文学的彷徨と模索の初期作品三十九篇。昭和二~八年の作品。

目次

渋柿を噛る少年―又は、飯を盗む少年
夕暮の会話
桑畑
律太郎の前史
水天宮附近
夜の自転車
雪の日の一団
花茣蓙
敗れて敗れた男
オートバイの選手
浅草のジョン・フォートランド氏
海鳥の糞
アパートの葬式
第二会場
鴨のいたづら
京極と春子の関係
手風琴は古びた
春橙
蒐集
欅日記
黒ん坊の首
望楼の上の女
アルキビアデスの犬
北極星発見
青空
星を撒いた街
パン屋の驢馬車
鉄橋の別れ
風はユーカリ樹に
馬を去勢する日
薔薇盗人
花園に向いた部屋
赤襯衣の屋台
沿岸船
牧羊場
在りし日
銅鑼
天草土産
団欒

著作者プロフィール

上林暁

( かんばやし・あかつき )

上林暁(かんばやし・あかつき):1902年、高知県生まれ。東京大学英文科卒業後、改造社に入社。初の短編集『薔薇盗人』を刊行後、作家生活へ入る。妻の病、戦争による生活環境の悪化をくぐりぬけ作品を発表し続ける。主な著作に「聖ヨハネ病院にて」「野」「春の坂」「星を撒いた街」などがある。「白い屋形船」で読売文学賞、「ブロンズの首」で川端康成文学賞を受賞。1980年逝去。

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