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シリーズ・全集

上林暁全集 7

——小説七

定価

6,820

(10%税込)
ISBN

978-4-480-70457-3

Cコード

0393

整理番号

2000/12/07

判型

A5変判

ページ数

450

解説

内容紹介

過度の飲酒による生活の荒廃、不眠症から免れるため、時に仕事部屋へ通い、あるいは近郊に小旅行を試みたりする。第十五創作集『開運の願』を中心に二十六篇

目次

襖一重
弔ひ鳥
古風
女の懸命
小さな蠣瀬川のほとり
子の消息
開運の願
雪安居
暮夜
女客
素話
更年期
結婚の祝辞
弁天町年代記
約束の家

草深野
道中記
故地
大阪駅にて
禁酒宣言
少女
いさかひ
銭は神
春寂寥
魔の夜

著作者プロフィール

上林暁

( かんばやし・あかつき )

上林暁(かんばやし・あかつき):1902年、高知県生まれ。東京大学英文科卒業後、改造社に入社。初の短編集『薔薇盗人』を刊行後、作家生活へ入る。妻の病、戦争による生活環境の悪化をくぐりぬけ作品を発表し続ける。主な著作に「聖ヨハネ病院にて」「野」「春の坂」「星を撒いた街」などがある。「白い屋形船」で読売文学賞、「ブロンズの首」で川端康成文学賞を受賞。1980年逝去。

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