上林暁
( かんばやし・あかつき )上林暁(かんばやし・あかつき):1902年、高知県生まれ。東京大学英文科卒業後、改造社に入社。初の短編集『薔薇盗人』を刊行後、作家生活へ入る。妻の病、戦争による生活環境の悪化をくぐりぬけ作品を発表し続ける。主な著作に「聖ヨハネ病院にて」「野」「春の坂」「星を撒いた街」などがある。「白い屋形船」で読売文学賞、「ブロンズの首」で川端康成文学賞を受賞。1980年逝去。
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左手と口述で綴られる作品群。「ブロンズの首」で川端康成文学賞受賞。第25~28創作集『ジョン・クレアの詩集』『朱色の卵』『ばあやん』『極楽寺門前』、没後刊行された29創作集『半ドンの記憶』を中心に32篇収録。
ジョン・クレアの詩集
坊
中学一年生
家宝
柏島風景
紅い部屋
ふるさと
筒井筒
万年大学生
朱色の卵
ほたるぶくろ
幼い母
新婚正月
文士
山に死す
四万十川幻想
ばあやん
弥勒菩薩
上野桜木町
ブロンズの首
秋の終わりの雨
オシとツンボ
極楽寺門前
黒鱒
卒業期
菊坂二丁目
駒込アパートメント
老女物語
愛の詩集奇譚
半ドンの記憶
五平餅
竜舌蘭
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