上林暁
( かんばやし・あかつき )上林暁(かんばやし・あかつき):1902年、高知県生まれ。東京大学英文科卒業後、改造社に入社。初の短編集『薔薇盗人』を刊行後、作家生活へ入る。妻の病、戦争による生活環境の悪化をくぐりぬけ作品を発表し続ける。主な著作に「聖ヨハネ病院にて」「野」「春の坂」「星を撒いた街」などがある。「白い屋形船」で読売文学賞、「ブロンズの首」で川端康成文学賞を受賞。1980年逝去。
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随筆集『文と本と旅と』『草餅』『幸徳秋水の甥』をはじめ、「出世作の前後」「猫ぎらひ」「終戦の年」「苦渋二十年」「土佐の中村」「阿佐ヶ谷会」「外村君と酒」「泣き中風」「故郷の柿の木」等三百余篇。
雪のニュアンス
向井潤吉氏との一夕
「ポー河の水車小屋」を観て
髪摘み
諸国名物
新春閑眠
病閑録
「神曲」が三冊揃ふ話
将棋名人戦
天沼〔ほか〕
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