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シリーズ・全集

愛蔵版 大菩薩峠 8

——白雲の巻より新月の巻まで

定価

5,126

(10%税込)
ISBN

978-4-480-74038-0

Cコード

0393

整理番号

1996/07/22

判型

A5判

ページ数

560

解説

内容紹介

秋の古戦場、竜之助の魔剣が闇をひき裂く。理想王国建設を夢見るお銀、旅路の果てに死を選ぶ男たち―人の世の宿命を描く時代小説の最高峰。

著作者プロフィール

中里介山

( なかざと・かいざん )

(1885~1944)東京府下西多摩村(現、羽村市)生まれ。15歳で上京、電話局交換手・小学校教員を経て木下尚江らの社会主義運動に加わる。明治37年(1904)都新聞社に入り、同39年に処女作『氷の花』を発表、続いて『浄瑠璃坂の仇討』他を都新聞に連載し文名をあげた。大正2年(1913)29歳で『大菩薩峠』連載を開始。都新聞連載中絶後は、毎日新聞、国民新聞、読売新聞などに昭和16年(1941)まで書き継がれ、この間29年に及ぶがついに未完に終わった。

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