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シリーズ・全集

鶴見俊輔集 4 転向研究

——転向研究

定価

5,280

(10%税込)
ISBN

978-4-480-74704-4

Cコード

0310

整理番号

1991/11/08

判型

四六判

ページ数

512

解説

内容紹介

前代の走者が迷いつまずいた地点から日本人の思想を問いかえす。

目次

転向研究(転向の共同研究について
後期新人会員―林房雄・大宅壮一
虚無主義の形成―埴谷雄高
翼賛運動の設計者―近衛文麿
翼賛運動の学問論―杉靖三郎・清水幾太郎・大熊信行
軍人の転向―今村均・吉田満
転向論の展望―吉本隆明・花田清輝)
太宰治とその時代
坂口安吾・清水幾太郎・伊藤整
共同研究の方法
転向研究の方法
すれちがい―哲学入門以前
死んだ象徴
素材と方法―『思想の科学』の歴史の一断面

著作者プロフィール

鶴見俊輔

( つるみ・しゅんすけ )

1922-2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

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