シリーズ・全集
地べたから考える
─世界はそこだけじゃないから
ブレイディみかこ
著
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現代日本に流行する感覚主義・身体論的風潮に幼児崇拝にも似た日本文化の弱点を直感して、その克服を模索提言した遺著ともいうべき著作ほかを収める。
哲学談義とその逸脱(ペン大会を傍観して
さかしらは智慧にあらず
理性をめぐっての彷徨
上原専禄の場合
ロゴスとロゴス的なものと)
プラトン『饗宴』への招待(エロースをテーマに
バイドロス演説の概要
愛のために死ぬ
アプロディーテーとエロース―天上的なもの地上的なもの
アリストパネスからアガトンへ
ソクラテスの発言―レトリック批判の立場
美と善―幸福を求めて ほか)
ヨーロッパの心(哲学と古典
現代は新しい理性を求める
トインビー氏をかこむ討論会で
博識の饗宴―高津春繁『古典ギリシア』を読む
アリストパネスの世界
ゲーテの価値 ほか)
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