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シリーズ・全集

ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉レイチェル・カーソン

——『沈黙の春』で環境問題を訴えた生物学者

「農薬によって生態系が破壊され、やがて鳥も虫も鳴かない沈黙の春が来る」 周囲の無理解や中傷と闘い、公害問題に取り組んだ生物学者の生涯。

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-76619-9

Cコード

0323

整理番号

2014/10/23

判型

四六判

ページ数

192

解説

内容紹介

「私が書くしかない」『沈黙の春』で公害問題に警鐘を鳴らし、自然との共生を訴えた女性の生涯。

目次

第1章 私が書く
第2章 作家か生物学者か
第3章 人生は海とつながっている
第4章 『われらをめぐる海』
第5章 『沈黙の春』へ
第6章 論争
巻末エッセイ「レイチェル・カーソンが教えてくれたこと」(福岡伸一)

この本への感想

レイチェルは誰よりも、命の偶然の産物であるこの地球を、生き物としての人間を深く深く愛した人だったのですね。そして、この評伝の書き手のレイチェルに対する深い愛情に、強く強く、胸を打たれました。愛する気持ちは、読み手に多大な感銘を与えるものです。『沈黙の春』を、また、読みたくなりました。

ちょろべる

さん
update: 2015/03/01

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